やっと離乳食も食べ始めてくれたなと思っていたら、9ヶ月から2歳ごろまでをピークとして始まる、手づかみ食べ。
さらに食べることに興味を持ち始めた証拠です!
赤ちゃんの「自分で食べたい」という気持ちを大事にしましょう。
そして「食べることは楽しい」と感じてます。
自分で食べ物をつかみ、口に入れる事で力加減や自分の口に入る量の調節、持った時の感触や温度などを手づかみ食べから学んでいきます。
脳にも良い影響がたくさんあるそうなので、なるべく自由にさせて意欲を育てていきたいところですがママは大変です…。
最初は大変ですが、赤ちゃんも徐々に上手になってきます。
手づかみ食べは大事!
人間には「古い脳」と「新しい脳」があります。
古い方の脳は必要最小限の機能をもつ原始的な脳の事を言います。
睡眠、食欲、呼吸などの生きていく上で必要な機能を担っていて、生きていく上で土台になる部分です。
ここをしっかり刺激しておかないと、より高度な事をつかさどる新しい脳も働かないそうです。
新しい脳は、記憶や思考、言語や運動などより高度な機能部分を受けもつ脳です。
手づかみ食べをする事で、刺激されます。
成長の為にも、しっかり刺激するよう、つかみ食べをしてもらいましょう!
特に食事は「空腹と満腹」をコントロールが出来るようになるので大事です。
他に手や指を動かすのは新しい脳です。
手づかみ食べを繰り返すことで、手指の使い方が発達します!
2歳なる私の息子もぼろぼろ汚れながら食べています。
しかし、スプーンを使って食べることが少しづつ出来るようになってきました。
お腹がいっぱいになると、自らご馳走様を言い出すようになりました。
まだ一人で食べることは難しく先は長いですが、徐々にスプーンなどを使って食べられるようになります。
手づかみ食べは発達段階の一つとして必ず通るので、充分に手づかみ食べをさせる事で脳も身体も鍛えられていきます。
手づかみ食べからスプーンへの移行過程
一体いつまでつかみ食べをするのか・・・
汚れるたびに思いますが成長の流れがあるようです。
1.古い脳で空腹と満腹をしっかりコントロールできるようになる。
2. 手を使って食べ物を口に運ぶことで新しい脳を刺激する
3. ミラーニューロン、セロトニンなどの神経が整い、脳をバランスよく使えるようになる。
4.スプーンなどを使って楽しく食べらるようになる。
という段階を踏んで、やがて道具を使って上手に食べられるようになります。
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つかみ食べは身体を使って、脳を刺激し発達させます。
赤ちゃんは大人の動きを見て真似をします。
その際に脳に同じ動きをつかさどる部分が刺激されているそうです。
ママが使うスプーンの使い方などを見て、同じ動きをしてできるようになります。
これがミラーニューロンの神経の働きです。
セロトニンは不安を取り除く神経伝達物質の事です。
身体の動きや食欲、学習などで様々な脳の働きに広くかかわっています。
セロトニンが増える事で脳の働きが活性化されます。
見てるだけだと、食べているだけのように感じますが赤ちゃんはこの時期にもたくさんの刺激を受け成長をしています。
難しい物質はよくわかりませんが、体内ではこの様に頑張っていると思うと一生懸命に食べる姿も応援したくなったり、時にはならなかったり(笑)
赤ちゃんもママもとにかくすべてに一生懸命なんです!
手づかみ食べ対策
なので、手づかみ食べをしたからといって行儀が悪い!などと怒らないようにしてください。
通過儀礼なので、仕方がない、とどこでも言われます。
けれども、充分に手づかみ食べをさせてあげましょう、とも言われたらママは大変です。
出来る対策としては汁物を避ける。
つかみやすくて、汚れにくい食事にする。
赤ちゃんが握りやすい形と固さにしてみます。等です。
汁物やお粥はびちゃびちゃになる代表なので、少量にしてメインにせず好きな食材と味で作ってあげましょう。
とアドバイスされますが、食べたかと思うと日によっては口から吹き出したり・・・。
元気がいい子であれば容器ごと投げたりと思うようにいかない事も多々あります。
姉は椅子の下に新聞紙を引いて、食べ終わったら捨てる。というざっくりした方法であげていました。
西松屋でも食事用のシートが売っています。
こちらは洗って何度でも使えるタイプです。
シートの四方がちょっと立体的になっています。
汁物もどんとこい!という仕様です。
私はお風呂マットを敷いていました。
そのまま洗って風呂場に放置して、お風呂に入る時にそのまま使用。
ずぼらな感じですが片付けは大変なのでいかに手間を省くかを考えていました。
今はリビングで食べるので、最後にまとめてティッシュでひろって、おしりふきでもう一度拭いています。
基本的には汚れを最小限にする方法か、いかに手早く片付けられるか。の2点のアドバイスしかありません・・・。
赤ちゃん自身も汚れるのでビニールのお食事エプロンも大事です!
夏は肌着とオムツであげたりしてました!
赤ちゃんとママがストレスフリーで食事できることが一番です。
なるべく食事後の掃除の手間を減らす方法を考えて食事をとらせるようにしましょう。
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