妊娠中に逆子になることも珍しくありません。
自分の出産の時に逆子だった、もしくは友人が逆子で出産した、という話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
私もぎりぎりまで逆子でした。
逆子だとお産が大変になると良く聞くので不安に思っている方も多くいるかと思います。
私もそうでした。
そこで、どうして逆子になるのか?治し方ってないのか?など色々調べたのでシェアしたいと思います。
逆子ってどのような状態?
逆子というのは、子宮の中で頭が上で足が下にある状態の赤ちゃんのことを言います。
通常は、出産の時には頭を下にして出てくるものです。
妊娠29週あたりまでは、特にどこを向いていても問題はないようですが、30週を超えてくると、医師から逆子と診断されるようです。
ただ、実際に逆子での出産となるのは3%~5%くらいの確立なので妊娠中のある期間で逆子だからといってそこまで心配しなくてもよいでしょう。
逆子には種類があります
1つは、骨盤位(こつばんい)というものです。
頭が上で足が下になっているかたちです。
骨盤位にも種類があり、臀位(でんい)、膝位(しつい)、足位(そくい)があります。
臀位(でんい)は単臀位(たんでんい)と複臀位(ふくでんい)に分けられ、単臀位(たんでんい)は赤ちゃんの体がV時型に曲がっていて両足が上がっていてお尻が下になっている状態、複臀位(ふくでんい)とは体はV字に曲がってお尻は下を向いているのですが足が上を向いているのではなく、体育座りになっている状態を指します。
一般的に単臀位より、複臀位の方がお産の難易度が高いです。
膝位(しつい)とは赤ちゃんが膝を曲げて、曲げた膝が下を向いている状態です。
足位(そくい)とは足を伸ばした状態で足が下を向いている状態のことを言います。
これらを総称して骨盤位(こつばんい)と言いますが、だいたい割合的には8割が臀位(単臀位、複臀位)、2割が膝位(しつい)、そして1%が足位(そくい)という構成になるそうです。
骨盤位以外にも、横位(おうい)という状態があります。
横位とは赤ちゃんが縦ではなく横をむいているかたちです。
赤ちゃんの頭が左側だと第一横位、右側だと第二横位と呼びます。
逆子の場合は胎動で分かるの?
通常の向きなら足が上にあるので、お腹の上の方で胎動を感じることが多いです。
でも逆子の場合は足が下にあるので、下腹部で胎動を感じるようです。
膀胱を刺激して、お母さんが頻尿になったりすることもあります。
実際に赤ちゃんが骨盤位だった時期はトイレが近くなっていました。
逆子の原因は?
逆子の原因ははっきりとは分かっていません。
考えられている原因は、胎盤の位置が子宮口付近にある前置胎盤です。
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また、子宮筋腫があると赤ちゃんのスペースが限られてしまうため、逆子になりやすいとも考えられています。
単純に赤ちゃんが元気という場合もあります。
私の場合は多分これですね(笑)
お腹の中でくるくると最後まで動いていましたから・・・
逆子の治し方
治し方はいくつかあるようです。
病院では30週くらいから逆子体操をすすめられます。
仰向けやうつぶせの姿勢で行う動作が多いようです。
私が教わった体操はまずうつ伏せから四つん這いになり、お尻を上に突き上げる体操と、仰向けになり頭を床に付けたまま、これまたお尻を上げてブリッジみたいな体制をとる体操です。
体操が終わったらすぐに起きずにしばらく横になっていた方が効果が高いらしいです。
横になる体制も赤ちゃんの背中が自分のお腹の右側に位置している場合は自分の左のお腹を下にして横になり、赤ちゃんの背中が自分のお腹の左にある場合は、自分のお腹を右を下にして横になるといいそうです。
つまり、寝るときに赤ちゃんの背中を上にして寝るという事ですね。
体操をしなくても、赤ちゃんの背中を上にして寝るというだけであれば簡単に実行に移せますね。
意外とこれで治ったという声もあります。
体操以外では歩くという方法もあります。
赤ちゃんはもともと頭が重いものです。
動いていると、重力で自然と頭が下に戻るということがあるようです。
また、逆子を治すので有名な鍼治療もあります。
かなりの確立で逆子をなおしてくれる病院が都内の南青山にあるということで、少し調べてみました。
どうやらその鍼灸院の名前は『おおした鍼灸院』らしいです。
逆子を治すのにかなりの実績があり、口コミも良い評価ばかりでした。
都内に住んでいる方で逆子で悩んでいる方は行ってみてもいいかもしれません。
逆子体操は実践できた?
繰り返しになってしまい恐縮ですが(汗)私も逆子で、病院の先生から逆子体操を習っていました。
でも実践はあまり、できていませんでした(笑)
やっていたのは赤ちゃんの背中を上にして寝るくらい(笑)
体操はお腹が重いので以外と大変です。
体操以外ではよく歩いて下さいとも言われていて、週末はワンちゃんを連れて散歩に行っていました。
結局、もう帝王切開かなーと思っていたところ、最後の最後で自分でもとに戻り(3%以下の確立だったそうです・・・)普通分娩できるとなったのですが、結局前のエントリでも記述した通り、緊急帝王切開でした。
私の出産奮闘記は下記リンクをご参照ください。
⇒普通分娩と無痛分娩のメリットとリスクとは?うちは無痛でしたが大変な経験でした・・・
逆子はいつまでになおればいい?リスクは?
出産までに逆子が治らないと、帝王切開での出産になります。
出産の途中で、胎盤と赤ちゃんを繋ぐ臍帯が首に絡まったり、頭が詰まってしまったりするため、自然分娩は不可能になります。
逆子の場合は、だいたい35週ころまでは様子を見ますが、36週になると逆子が治る確率はほぼなくなるそうです。
37週か38週くらいで手術をすることが多いようです。
私の友人に、臍帯が首に絡まって逆子になってしまい、出産までに治らなかったため帝王切開で出産した人がいます。
帝王切開と聞いたときは怖かったそうですが、手術はすぐに終わってしまいあっという間に赤ちゃんが産まれたそうです。
その後の入院生活も、手術をしたからか、看護師さんも少し優しかったそうです(笑)
私の産院ではそんなことはなかったですが(汗)
逆子だからといって、私のように直前で元に戻る場合もありますし、必要以上に気にしないで妊娠生活を楽しんでくださいね!
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