子育て 赤ちゃんの成長 食事

赤ちゃんの離乳食に果汁はダメ!?ハチミツもダメ!今と昔の常識の違いとは

Sponsored Link

さて、前回は母乳とミルクについての今と昔の違いでしたが、(⇒母乳とミルクに対する考え方は今と昔でこんなに違う!結局どっちがいいの?)まだまだ昔と今で変わった事がたくさんあります。

ざっと書き出してみます。

これだけ変わってるという事をばあばに伝えて理解してもらいましょう。

そして、いつか自分がばあばになった時に柔軟になれるよう心の準備をしておきたいと思います。

未来の私、刮目せよ!

乳食・水分補給の今昔

離乳食や水分補給に関しても随分違うようです。
離乳食について今と昔の違い
3、4か月頃から離乳食の準備として、昔は果汁やみそ汁の上澄み与えて慣らしていたようですが現在は与えなくても大丈夫です。

2008年から離乳食前に果汁を与えることに栄養学的な意味はない。とわかり母子手帳からも削除されました。

むしろ果汁を与えすぎると栄養不足になるという報告もあります。

これは主人のばあばがやってました。

が、これまた育児本を読んでなかった為、ほうほう、なるほど。と言われるまま与えていました。

まだまだミルクが主食なので、ちょっと違う味を与えてみる。程度だったので特に問題ありませんでした。

絶対にダメ!ではなく、やらなくてもいい。という程度の問題みたいですね。

離乳食でやらない方がいい昔の育児法

全体的にあまり、今も昔も気にしていない方の私ですがこれはやめて!!と思う昔の離乳食事情がこれです!

親が食べ物をかみ砕いて、食べやすくしてからあげる。

まず、口に入れたものを噛んでから出すのも、それをあげるのも無理…と思いました。

衛生的にも良くありません。

今は同じお箸やスプーンで食べても虫歯がうつる。と言われています。

一度口に入れてしまうと、大人の口には虫歯菌のほかにピロリ菌、B型肝炎ウイルスが感染する可能性があります。

絶対やめましょう!

1980年までは離乳食は大人の食事からとりわけでしたが、現在は味の濃いものを避け、薄味から始めるように推進されています。

離乳食スタートも昔は今より一か月ほど早く、1歳になれば大人と同じものを食べてよしとされていました。

大人に合わせると、塩分・糖分が多くなるので離乳食が完了しても子供にあったものを別に食べさせましょう!

はちみつもここ最近では当たり前のように1歳未満の赤ちゃんにあげてはいけない!と言われていますが、注意喚起がされたのは1987年以降とさほど遠くありません。

ボツリヌス菌が混入していた場合、強い毒素を腸内で排出し、呼吸困難にい陥る事があります。

ついこの前も赤ちゃんがハチミツを食べてしまった事件があったばかりです。

赤ちゃんにハチミツは絶対やめましょう!


Sponsored Link

アレルギーに関しても、配慮がされるようになったのは1995年頃。

これも最近です。

私が子供の頃、昔は特に配慮がなかったと記憶しています。

家族にアレルギーがある場合は気を付けてください。

初めての食材は、ごく少量からスタート、平日の午前中に単品で食べさせるのが常識だそうです。

おそらく病院にすぐ行けるよう、何に反応したのか判断できるよう配慮しての事だと思います。

おふろ・スキンケア・着せ方・ねんねの今昔

これ完全に私は昔の育児法で育てられました。記憶にある限りですが。

昔は肌のケアが重要視されておらず、肌をごしごしする事で肌が丈夫になると思われていました。

乾布摩擦的な事もやらされていました…。

寒いし痛いし、効果もよくわからず…。

今は赤ちゃん時代のスキンケアがアレルギーの予防につながる可能性があるので、肌には刺激を与えず洗う時は手で洗う方がいいと言われています。

お風呂上りは天花粉(ベビーパウダー)をはたかれておりました。

昔はさらっとして、あせも予防の定番品でした。

母親は今も自身には天花粉を振っています。大人だからいいんですけどね。

しかし、今は肌の健康を保つためには外部からの刺激物を防ぐのが大切となっています。

肌のバリア機能を助けるためにも、パウダーではなく保湿剤が主流になっています。

なるべく赤ちゃんには衣類を着せ厚着にし、靴下をはかせるのが普通でしたが、今はなるべく薄着で、室内では靴下は履かないのが常識に。

冬でもエアコン機能が向上したので、厚着にすると熱がこもってしまいます。

靴下も、温度調整の為はかせず足指の発達や転倒防止にも裸足が推奨されています。

昔の冬は暖房器具が整わず、寒かったせいで厚着がよしとされていたのだと思います。

今は室内は温度調節が出来ているので、問題ないようです。

寝かしつけも昔は中々強引でした。

自立させるため、一人で寝かせる!という方法でしたが、これはアメリカの夫婦優先型の形だそうです。

今は無理に一人で寝かせることはないようですが、事故防止のため布団は別々が好ましいようです。

寝る体制も昔はうつぶせがブームだったそうです。

危険では・・・?と思いますが、1980年代には頭の形が良くなる、絶壁やO脚にならないという理由だったそうです。

今はうつぶせはNGになっています。

SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクがあるので1歳までは仰向けになる事が推奨されています。

時代が変わると、育児も変わります。

どの時代も赤ちゃんに良いと思ってやっていることなのですが、生死にかかわる事や衛生的に将来やらないほうがいい事もあるので理解と知識が大事です!


Sponsored Link

-子育て, 赤ちゃんの成長, 食事

Copyright© 子育て、育児、失敗したくない!育児お役立ち情報ブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.