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ハイハイ期の部屋づくり|ベビーサークルが必要な家・いらない家

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寝返りの頃までは届かなかったコードや引き出しに、ずりばいやハイハイで急に手が届くようになります。「部屋中を片づける? ベビーサークルを買う?」と迷いますが、最初から全部そろえる必要はありません。

先に決めたいのは、赤ちゃんを囲うかどうかではなく、階段・キッチン・浴室など重大な事故につながる場所へ入れないことです。危険な場所をゲートで区切れる家は、リビング全体を安全にしてサークルなしで過ごせる場合があります。家具や家電を動かせず、短時間でも安全な範囲を分けたい家では、サークルが候補になります。

ハイハイ期の赤ちゃんのために安全な部屋を整えるイメージ

先にやる3つ

  1. 床に座り、口へ入る小物とコードを拾う
  2. 引く・押す・登る動きを想定して家具と家電を固定する
  3. 階段、キッチン、浴室への通り道を物理的に区切る

ベビーサークルが必要な家・いらない家

「何か月だから必要」と月齢だけで決めるより、今できる動きと間取りで見ます。まだハイハイをしていなくても、寝返りやずりばいで移動距離が伸びたら点検を始めます。

家の条件 サークルを検討しやすい サークルなしを試しやすい
危険な場所 LDKが一続きで、家電や配線を移せない キッチンや階段をゲートで分けられる
家具 低い収納や上の子の小物が多い 低い物を減らし、家具を固定できる
大人の動線 宅配対応や上の子の世話で短く手が離れる 同じ部屋で近くから見守れる
置き場所 製品指定の広さと周囲の余白を確保できる 置くと避難経路や家事動線を塞ぐ
兄姉・ペット おもちゃや食器を完全に分けにくい 生活範囲を別の部屋や柵で分けられる
迷うママ

迷うママ

狭い部屋だからサークルは置けない。でも、置かないなら部屋全体を見直す必要があるんですね。

サークルは見守りの代わりではありません。中へ入れれば何を置いても安全になるわけでもないため、対象年齢、組み立て、すき間、固定方法、周囲に置けない物を説明書で確認します。

床に座って3方向から部屋を点検する

大人の目線から見回すと、ローテーブルの下やテレビ台の裏が抜けやすくなります。床に座り、赤ちゃんが次にしそうな動きごとに一周します。

口へ運ぶ: 小物・電池・磁石を探す

床、ソファのすき間、低い棚、上の子のおもちゃ箱を確認します。硬貨、ボタン、薬、たばこ、アクセサリー、ボタン電池、磁石などは、見つけた時だけ片づけるのではなく、ふた付き収納など戻す場所を決めます。掃除中に一時置きしたごみ袋も床へ残しません。

引く・押す: コードと家具を確かめる

電気ケトル、炊飯器、アイロン、加湿器などのコードを引くと、本体や熱い物が落ちる可能性があります。コードを束ねるだけで手が届くなら、家電の位置から変えます。テレビや棚は、つかまり立ちまで考えて固定します。

消費者庁は、家具やテレビを固定し、引き出しへストッパーを付け、子どもの興味をひく物を家具の上へ置かないよう案内しています。参考: 消費者庁「家具やテレビの転倒に気を付けましょう」

登る・抜ける: 段差と出口を見る

階段、玄関、窓、ベランダ、浴室への入口を確認します。踏み台になる椅子や箱が窓の近くにないか、ゲートを大人が閉め忘れないかまで見ます。網戸は転落防止の柵ではありません。

こども家庭庁は、ハイハイをする頃から階段の転落防止柵を使い、閉め忘れを防いで子どもが開けられないようロックすること、玄関などの段差にも注意することを示しています。参考: こども家庭庁「転落・転倒事故」

ゲート・サークル・家具移動は役割で選ぶ

方法 向いている使い方 確認点
家具を減らす・移す 危険な物を部屋からなくせる 移動先で転倒や通路の問題を作らない
ベビーゲート 階段やキッチンなど入口を区切る 設置幅、壁、段差、階段上で使える製品か
ベビーサークル 部屋の一部へ安全な遊び範囲を作る 対象年齢、安定性、すき間、周囲のコードや家具
パーテーション 広いLDKで家電側だけを分ける 子どもが押した時の固定と大人の通りやすさ

階段上へ設置できないゲートもあります。「ゲートだから階段に使える」と考えず、製品が指定する設置場所を守ります。大人がまたぐタイプは、抱っこや洗濯物を持ったまま通ると転びやすくなるため、家族の動線でも試してください。

先輩ママ

先輩ママ

買う前に、危険な物を動かすだけで済むか確認します。洗う物や大きな育児用品を増やさずに済むなら、その方が毎日はラクです。

旧記事で役立ったのは「足す」より「減らす」考え方

このページの旧記事には、ローテーブルを撤去し、食事の時だけ簡易テーブルを出した記録が残っていました。すべての家でテーブルをなくす必要はありませんが、角当てを増やす前に、使っていない家具を一時的に別室へ動かす発想は今も使えます。

一方、旧記事にあったペットボトルや食事用の椅子を「待ってもらう場所」にする案は削除しました。日用品は部品の外れ方や劣化を確認しにくく、ハイチェアやバウンサーはベルトを着けても放置できる場所ではありません。遊ぶ時は床の安全な範囲を基本にします。

家事中の5分をどう作るか

料理、洗濯、宅配対応など、完全に目を離さなくても両手がふさがる時間はあります。そんな時は、次の順で考えます。

  1. 熱源や刃物を止め、赤ちゃんを床の安全な範囲へ移す
  2. 同じ部屋から見える位置で用事を済ませる
  3. 難しければ、家族に交代するか作業を後へ回す
  4. 繰り返し困る場所だけ、ゲートやサークルを検討する

サークルを使う場合も、中へクッション、ひも状のおもちゃ、登れる箱などを足しすぎません。眠ってしまった時は、その製品が睡眠場所として認められているかを説明書で確認し、認められていなければ安全な寝床へ移します。

動きが変わるたびに点検を更新する

ハイハイ対策が終わっても、つかまり立ちが始まると手が届く高さが変わります。週に一度、床から部屋を見て、次の変化を確認します。

  • 低い棚から一段上へ手が届くようになった
  • サークルやソファへ足を掛けるようになった
  • 引き出しやゲートのロックを触るようになった
  • 上の子が小さなおもちゃを床へ持ち込むようになった
  • 季節家電を新しく出した

家具、コード、階段、窓、浴室などの事故防止は、消費者庁のハンドブックでも場面別に確認できます。参考: 消費者庁「子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック」

部屋づくりと一緒に確認したい記事

寝室と家事スペースが離れている家庭は、ベビーモニターが必要な家を動線で判断する方法も確認してください。映像があっても部屋の安全対策は省けません。

寝る場所をまだ決めていないなら、狭い家でベビーベッドを買うかレンタルするか、短期間だけ用品を試したいならバウンサーを代用・レンタルで判断する方法がつながります。

まとめ

ハイハイ期の部屋づくりは、ベビーサークルを買うところから始める必要はありません。床に座って、小物、コード、家具、階段、キッチン、浴室を確認し、重大な危険へ近づけない状態を先に作ります。

危険な場所をゲートで分け、家具を減らせる家はサークルなしを試せます。LDKが一続きで動かせない物が多く、短時間の安全な範囲が必要ならサークルを検討します。買う、置かないの二択ではなく、家の中で何を区切るかから決めてください。


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