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ベビー服を買いそろえたあと、「水通しはいつやればいいんだろう」と手が止まることがありますよね。晴れた日に一気に干したいけれど、ベランダが狭い。部屋干しだと全部は掛けられない。お腹が大きくなってから、何回も洗濯するのも大変です。
先に結論をいうと、全量を一日で終わらせなくても大丈夫です。退院後すぐ使う肌着・服・ガーゼを先に一回分だけ水通しし、残りは干せる量に合わせて二日目へ回します。妊娠週数だけで締切を決めるより、体調がよい日、乾かせる場所、すぐ使う枚数から逆算するほうが無理がありません。

一度に詰め込まず、乾かし切れる量へ分けると作業しやすくなります。
干す場所が少ない日の進め方
- 退院後すぐ使う物と、予備へ分ける
- 物干しに掛けられる枚数だけを一回目にする
- 洗濯表示を見て、ひもをほどき、形を整える
- 完全に乾いてから収納する
- 残りは翌日以降へ回す
水通しはいつまでに?週数より「すぐ使う一回分」を先に終える
水通しを終える妊娠週数に、全員共通の締切があるわけではありません。妊娠経過、予定している出産方法、季節、家族の手伝いの有無で動きやすい時期は変わります。健診先や産院から準備時期の案内がある場合は、そちらを優先してください。
0〜2歳の子どもがいる保護者123人を対象にしたHugKumのアンケートでは、32〜35週ごろに行った人が最も多いと紹介されています。ただし、これは医療上の期限ではなく、実際に選ばれやすかった時期の一例です。体調が安定している日に少量から始め、遅くなった場合は「全部」ではなく「最初に使う分」を先に終えれば十分です。参考: HugKum「ベビー服の水通しは必要?」
| 今の状況 | 最初にすること | 後回しにできること |
|---|---|---|
| まだ買い足し中 | 手持ちを用途別に数える | 未購入品を想定した大量洗濯 |
| 天気が安定している | 肌着・服の一回目を洗う | 大きめサイズや季節が先の服 |
| 雨が続いて干せない | 室内で乾かせる枚数だけ洗う | かさばるシーツ類を同じ日に洗う |
| 予定日が近い、動くのがつらい | 退院着と数日分を家族と分担する | 全サイズを自分一人で終えること |
買った服を全部並べると多く見えるけれど、まず退院後に着る分だけなら始められそうです。
何枚洗う?「持っている枚数」ではなく干せる数で一回分を決める
水通しの必要枚数を、ネットの出産準備リストだけで決める必要はありません。住んでいる地域や季節、産院で用意される物、洗濯頻度で必要量が違うためです。まず手元にある物を、次の三つへ分けます。
- A: 退院後すぐ使う 新生児用の肌着、服、ガーゼ、寝具カバーなど
- B: 洗い替え Aが乾かない日や汚れた日に使う予備
- C: 使用時期が先 大きめサイズ、厚手の季節物、まだ使わない布小物
一回目はAの中から、物干しへ間隔を空けて掛けられる数だけ選びます。Aが一度に収まらなければ、肌着と服を先にし、ガーゼやシーツを二回目へ分けます。BとCまで同じ日に洗うと、竿やピンチが足りず、重なったまま乾きにくくなります。
ハンガーの必要本数は「上着の枚数」だけ数える
短肌着やロンパースなどハンガーで干したい物だけを数え、ガーゼ、靴下、帽子はピンチハンガーへ分けます。全部の布物と同じ数のベビーハンガーを用意する必要はありません。
専用品を買うか迷っている場合は、ベビーハンガーを大人用で代用できる条件で、首元を伸ばさず干せるかを先に確認できます。
退院直後の組み合わせを一度作ってみる
「肌着何枚」と数字だけを見るより、肌着、服、ガーゼを一組にして床やベッドの上へ並べると、足りない物と多すぎる物が分かります。最初の一組、洗い替え、予備という順に作り、使う時期が先のサイズは別の山へ移します。
産院から持ち物や退院着の指定が出ている場合は、そのリストを基準にしてください。入院用の荷物も同時に整理するなら、入院バッグで減らせる物と残す物へ分けると、家用の服と混ざりにくくなります。
水通しの前にすることは、洗濯槽の「見える汚れ」確認から
水通しのたびに強い洗濯槽クリーナーを使わなければならない、という決まりはありません。糸くずフィルター、洗剤投入口、ふたの裏、洗濯槽の縁に汚れがないかを見て、気になる所を先に手入れします。洗濯槽洗浄が必要な場合は、洗濯機の取扱説明書に合う製品とコースを使ってください。
槽洗浄の直後に洗剤や汚れが残っていないか不安なら、洗濯機の案内どおりにすすぎや空運転を行い、においや目に見える残りがないことを確認してからベビー服を入れます。メーカーが認めていない洗剤を混ぜたり、自己判断で濃くしたりしないことが大切です。
服はタグと洗濯表示を一枚ずつ見る
同じベビー服でも、水洗い、洗濯ネット、手洗い、タンブル乾燥の可否は製品ごとに違います。消費者庁の案内では、洗濯、漂白、乾燥などの処理方法を洗濯表示で確認できます。ひも付きの肌着はひもをほどき、面ファスナーやスナップは表示や商品の案内に従って整えます。参考: 消費者庁「洗濯表示」
洗剤を使うかは服と洗剤の表示で決める
新品の衣類を水だけで洗う方法もありますが、「ベビー用」という言葉だけで何にでも使えるとは限りません。洗剤を使う場合は衣類の表示と洗剤の用途・使用量を確認し、量を増やしすぎず、すすぎ条件に従います。香りを足すためだけに柔軟剤を追加する必要はありません。
乳幼児用の繊維製品にはホルムアルデヒドの規制基準があります。水通しは新品の服を実際に使う前に状態を確認し、糊や保管中のほこりを落とす機会にもなりますが、「洗わないと危険」と過度に不安になる必要はありません。参考: 厚生労働省「有害物質を含有する家庭用品の規制基準概要」
干す場所がない日は、肌着・小物・シーツを二日に分ける
限られた物干しへ詰め込むより、種類で日を分けたほうが、洗い終わってから慌てません。
| 回 | 洗う物 | 干す場所 |
|---|---|---|
| 一回目 | 退院後すぐ使う肌着と服 | ハンガーを中心に、服同士を離す |
| 二回目 | ガーゼ、靴下、帽子、スタイ | ピンチハンガーへ小物ごとに分ける |
| 三回目 | シーツ、カバー、タオル類 | 広げられる日へ回し、服と重ねない |
部屋干しは、乾燥機器より先に「間隔」を作る
窓際へ集めすぎたり、服の身頃が重なったりすると乾きにくくなります。まず服と服の間へ手が入る程度の空間を作り、前開きの服は内側にも空気が通る形へ整えます。そのうえで、家にあるサーキュレーターや除湿機を製品説明どおりに使います。
風を当てる場合は、軽いガーゼや小物が床へ落ちないように留め、暖房器具へ近づけすぎないでください。乾燥機を使うときは「赤ちゃんの服だから大丈夫」と決めず、服ごとのタンブル乾燥表示を見ます。
洗う前に物干しを見ておくと、「脱水が終わったのに掛ける場所がない」を防げるよ。
乾いたあとの保管まで終えて、水通し完了
表面が乾いて見えても、厚い縫い目、股下の重なる部分、ウエストのゴム周辺に湿り気が残ることがあります。急いで畳まず、触って冷たく湿った所がないかを確認します。湿ったまま袋や引き出しへ入れると、においの原因になります。
- 服の表裏と縫い目が乾いたか確認する
- 清潔で乾いた場所へ取り込む
- 退院後すぐ使う物を手前へまとめる
- 大きめサイズは別の箱や引き出しへ分ける
- 収納場所の湿気とほこりを確認する
早い時期に水通しを終え、出産までしばらく空く場合も、やり直しが必須とは限りません。清潔で乾いた場所へ保管し、使う前にほこり、におい、湿気が気にならないかを確認します。気になる状態なら、洗濯表示に従ってもう一度洗います。
水通しする物、しない物を分ける
肌着や服だけでなく、ガーゼ、タオル、シーツなど赤ちゃんの肌へ触れる布製品も候補です。ただし、何でも洗濯機へ入れられるわけではありません。
- 表示を見て水通ししやすい物: 肌着、服、ガーゼ、タオル、洗えるシーツやカバー
- 製品説明を先に見る物: おくるみ、厚手のブランケット、防水シーツ、抱っこ紐の布部分
- 自己判断で洗わない物: 洗濯不可の中材入り用品、電子部品がある物、型崩れしやすい構造品
洗えない物は「水通しできないから使えない」とは限りません。製品の手入れ方法どおりに、表面を拭く、陰干しする、外せるカバーだけ洗うなどの方法を確認してください。
よくある質問
水通しは出産後でも間に合いますか?
出産前に全部終わらなかった場合は、退院後すぐ使う分を家族に頼む、少量を手洗いするなど、今できる範囲へ絞ります。予定日が近く、体調に不安があるときは自分で無理をせず、健診先の指示を優先してください。
晴れの日でないと水通しできませんか?
部屋干しで完全に乾かせる環境があれば、晴天だけに限る必要はありません。ただし、一度に大量に洗わず、服の間隔、換気、除湿を確保できる量へ分けます。
買い足した服も毎回水通ししますか?
新品を着せる前に一度洗うかどうかに、いつまでという一律の決まりはありません。赤ちゃんの肌の様子、衣類の状態、家庭の考え方に合わせ、洗濯表示どおりに判断します。
洗濯ネットへ一枚ずつ入れる必要がありますか?
一枚ずつが必須とは限りません。ひもや飾りが絡みやすい物、薄手で傷みやすい物など、服の表示に合わせてネットを使います。詰め込みすぎると洗いにくいため、ネットの容量も確認してください。
出産準備の残りを増やしすぎないために
水通しをすると、ハンガー、収納ケース、洗剤まで新しく買いたくなることがあります。けれど、まず家にある物で一回分を試してからでも遅くありません。出産準備全体を見直すなら、出産準備で買わなくてよかった物と代用品で、先に買う物と後回しにする物を分けられます。
水通しが終わったら、退院着、入院バッグ、赤ちゃんの寝る場所の順に、退院当日から必要な物だけ確認します。大きな用品を増やす前に、置き場所と使い始める日を一つずつ決めておくと、準備が散らかりにくくなります。
まとめ
ベビー服の水通しは、全量を一日で終える必要はありません。まず退院後すぐ使う肌着、服、ガーゼを選び、家の物干しへ間隔を空けて掛けられる枚数だけ洗います。小物、シーツ、大きめサイズは二回目以降へ分ければ、干す場所が少なくても進められます。
妊娠週数だけで焦らず、体調、天気、家族の手伝い、産院の案内を優先してください。洗濯表示を確認し、完全に乾かして、すぐ使う物を手前へ収納するところまで終えれば、水通しの準備はひと区切りです。
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