雑誌などの育児書を読んでいると、お食い初めという言葉が目につきます。
お食い初めとはいったい何なのでしょう?そして、いつどのようにやればいいのでしょうか?
お食い初めって何?いつやればいいの?
これは赤ちゃんのお祝い事です。
生後100日~120日の間にやります。
由来としては、「一生食べるものに困らないように」という願いを込めて、赤ちゃんにごちそうを食べさせます。
しかし、まだ生後100日目。
実際食べさせる事はせずに、食べさせる真似をします。
ぴったりと100日目じゃないといけない訳ではないので、赤ちゃんのご機嫌や体調がいい日に行うといいでしょう。
食器はどうすればいいの?料理のメニューは??
準備するものはまず料理をいれる食器のセットです。
男の子は全体が朱色の食器、女の子は外側が黒で内側が朱色の食器の物が基本です。
しかし、1度だけの行事なので購入するのももったいない様な気もします。
今、お食い初めの食器をレンタルできるサービスもあるので調べてみて活用してみるのもいいかもしれません。
もちろんそこまでこだわらずに、今後の離乳食でつかえる食器でも十分だと思います。
その方が実用的かつ経済的でしょう。
料理のメニューとしては、基本的に鯛・お吸い物・煮物・香の物(漬物や酢の物)・お赤飯の5品と言われています。
我が家では、食器は今後使えるように、ふつうのプラスチックの食器を使いました。
そして、4人ともお食い初めというお食い初めはしませんでした。
鯛を焼いただけ~とか、赤飯炊いただけ~とかでした。
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そこまでお食い初めにこだわりがなかったので、ま、いいかなーという考えでした。
その他に用意するものはある?
料理の他に必要な物はあるのでしょうか。
歯固めの石という石です。
お宮参りなどの時に神社でもらうのが良いのですが、河原などにある綺麗目な石でも構いません。
そしてお箸は「祝い箸」といってお正月に使いそうな、両端が細くなっている割りばしの事です。縁起がいいそうです。
準備ができたらどうすればいいの?どうやって食べさせるの?
ひとまず準備が整いました。
さて、誰が赤ちゃんにごちそうを食べさせる真似をさせるのでしょうか?
もちろん母親でも、父親でもいいのですが、長寿にあやかるという意味から身内の中で最年長の人に行ってもらいます。
祖父母に頼む人が多く、男の子なら男性が、女の子なら女性が、自分の膝の上に赤ちゃんを抱いて食べさせる真似をさせます。
そして、お赤飯→お吸い物→お赤飯→鯛→お赤飯→お吸い物
この流れを6回繰り返します。
もちろん赤ちゃんはまだ食べられません。
口元に近づけて、食べさせる真似だけすればいいのです。
そして最後に歯固めの石に、箸を軽く当て(ちょんちょんという感じで)「丈夫なはが生えますように」とそのお箸で、赤ちゃんの歯茎を優しく突きます。
優しくです。
赤ちゃんにとっても一生の思い出になる「お食い初め」
料理にも力が入りますよね。
我が家ではこの流れをきちんとやった事がなく、友人の写真など見せてもらうと、ごちそうを前にハイチーズ的な感じで絵になっていて、良い記念になるんだな~、一人くらいやっておけば良かったな~なんて今となってはちょっぴり思っています。
一生に一度しかない「お食い初め」です
選りすぐりの食材で、素敵な料理を作ってあげてみてはいかがでしょうか。
もちろん、最終的にそのご馳走を食べられるのは、自分です(笑)
ちなみに、お寿司屋さんや料亭などでお食い初め膳を提供してくれるお店もあります。
中には出前をしてくれるお店も!
その場合は祝い箸や鯛から歯固め石まですべてセットで注文できるので、非常に手軽にお食い初めができます。
値段は5千円くらいですのでお食い初めの用意が大変といった方は利用してみるとよいでしょう。
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