赤ちゃんへの母乳はいつからいつまであげる?ミルクとの違いって何?
赤ちゃんは産後すぐにママのおっぱいの匂いがわかるのです。
そしてうまく飲めないながらも、一生懸命吸い付きます。
生後1か月2ヶ月と成長していくたびに段々と飲み方も、ママの飲ませ方も上達してきます。
1日に何回飲ませればいいのでしょうか?ミルクと混合でもいいのでしょうか?
生後1か月の頃は、昼も夜も分からない状態です。
そして、吸う事も上手くできず、吸う力も弱いです。
そして、少し吸い付いたかと思うと、疲れて眠ってしまっている。という繰り返しかと思います。
なので、1時間や2時間おきにあげる事になることもあります。
右側10分、左側10分位で、それ以上あげてもママも赤ちゃんも疲れてしまうだけです。
産後1~3ヶ月の赤ちゃんで、1日に10回以上の授乳になってしまう人もいます。
産後のママも体力がなく、疲れやすいので無理せずに10分~15分を目安に切り上げ、それでも欲しがるようならミルクを足してあげるといいでしょう。
今のミルクは母乳に近い成分でできています。
最初はなかなか母乳はたくさん出ません。
吸わせ続けると出始めてきます。
私も母乳が赤ちゃんに足りるくらい出始めたのは3ヶ月の終わりころでした。
それまでは、母乳を吸わせ、足りないようならミルクを足していました。
頻回授乳は本当に体力的にも、精神的にもつかれます。
逆にストレスになってしまうと、母乳も止まってしまいかねないので、ミルクと混合で自分のストレスを和らげていました。
ただし、ミルクは1日にあげられる量が決まっているので、気を付けましょう。
母乳はいくらでも吸わせてください。
4ヶ月過ぎの頃から、ようやく母乳だけで足りて来るようになりました。
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しかし、母乳だけだと夜中の授乳の回数も多くなってしまいます。
母乳育児のメリット、デメリットとは?
母乳育児を進めている産院も少なくはないと思います。
メリットとしては、赤ちゃんと触れ合えスキンシップが沢山とれます。
授乳のたびに赤ちゃんがママに密着し、赤ちゃんはもちろんママも優しい気持ちになれます。
それに、母乳には免疫力を高める物質があり、母乳を飲んでいる赤ちゃんは病気をしにくいとも聞きます。
そして、母乳を吸わせる事により、子宮の回復を早め、乳がんや子宮がん、卵巣がんのリスクも低くなると言われています。
もちろんミルク代も浮きます。
ミルクを作るという手間もなく、外出先でも授乳室に入ったらささっとあげる事もできます。
デメリットとしては、飲んでいる量が分かりづらい事です。
どれくらい出ているのか、本当に出ているのか分からないですよね。
でも、赤ちゃんの機嫌が悪くなく、検診の時に体重が増えていれば大丈夫です。
母乳はミルクと違い腹持ちが悪いので授乳の回数も多く結構体力を使います。
なかなかゆっくり休むことできなかったり、乳首を痛めてしまったりという事もあります。
夜中の授乳が特につらかったです。
眠気との闘いです。赤ちゃんと同じで、昼なのか夜なのか分からない状態でした。
1日中眠くて眠くて・・・。
なので、寝る前だけミルクをガッと飲ませ、夜はぐっすり眠って貰っていました。
いつまで飲ませればいいの?
これは色々な考えがあるようで、1歳で辞めさせた、とか、3歳でもまだ飲んでるよ、とかそれぞれだと思います。
ただ、ダラダラ飲んでいると虫歯になりやすいと聞きます。
でも、子供が欲しがるなら欲しがるまであげても良いと思います。
幼稚園に行く頃には、赤ちゃんの方から乳離れを自然とするでしょう。
我が家でも4人共、無理やり「断乳・卒乳」はさせませんでした。
しかし、離乳食でおいしい物を知ってくるとだんだんと欲しがらなくなってきます。
焦って辞めさせなくても、辞める時が来ます。
赤ちゃんもちゃんと成長していくのです。
母乳育児を薦めます。と良く言われますが、そこまで思いつめなくても今のミルクは栄養価も高いし心配ないかと思います。
あまりこだわりすぎても、ママが疲れてしまい赤ちゃんと楽しく過ごせなくなってしまいます。
母乳が出る人、出ない人、個人差があります。
私も2人は混合で、2人は哺乳瓶がダメで完全母乳でやってきました。
混合の2人は、夜はぐっすりと寝る事が多く、昼間もミルクをあげて昼寝をたくさんしている間に自分も休んだりしていました。
完全母乳の2人は、ミルクを作る煩わしさがなかったので、外出時や夜中の授乳は楽でした。
しかし、寝不足と乳首の傷はひどかったです。
どちらが良かったかと聞かれても、どっちもどっちでした。
母乳の方が肌と肌のふれあいはあるものの、ミルクでも目を見てちゃんとあげればいいと思います。
そんなにこだわりすぎないで下さい。
おおらかな気持ちで、赤ちゃんの目を見つめてあげれば母乳でもミルクでも変わりはないのですから。
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