妊娠から産後まで貧血がひどく悩まされていたので、病院で処方された薬や飲んでいたサプリ、また食事での対策などを体験談として紹介したいと思います。
実はもともと隠れ貧血だった?
今まで、調子悪い日あるなぁ・・・と思っていたら常時貧血気味だったようです。
妊娠を機に産院に通うようになって、採血をして判明。
こういう女性は実は結構多いそうです。
妊娠すると、赤ちゃんを成長させる為に血液が大量に必要になり、母体自体にも血液が必要なので健康だった人でも貧血になったりします。
妊婦さんの半分近くが鉄欠乏症の貧血になるとも言われています。
ちなみに母体が貧血でも、基本的には優先的に赤ちゃんに血液が行くので赤ちゃんには影響はないそうですが、できれば母体も元気に妊婦生活を過ごしたいものです。
貧血が悪化すると赤ちゃんに充分な栄養が送ることが出来ず、発育が遅れたり、未熟児になったりする場合もあったりと赤ちゃんに影響が出る可能性もあるので侮れません。
産後も続くと、母乳の出が悪かったりといい事がないので、妊娠中から鉄分をしっかり摂っていかなくてはいけませんでした。
妊娠中の貧血はどんな症状が起きるの?
以前から、ちょっと人より疲れやすかったり、よく倦怠感やめまいがする事に自覚はありましたが、これが貧血の症状とは知りませんでした。
他にもちょっと動いただけで激しい動悸、息切れ、頭痛がします。
年のせいだと思っていました。年配の方がCMでよく言ってるフレーズだったので…。
女性のほとんどが貧血気味だと聞いたことがあります。
私のような症状が出ていても、日常化してしまい気付けなかったりします。
友人にかなりの貧血の女の子がいるのですが、特に問題はないからと慢性的な症状として対策は何もしていないと言っていました。
それが当たり前になっているので、妊娠時に悪化して更に体に負担がかかってしまいます。
鉄剤処方で対策!フェロミア50㎎
産院で食事指導があり、貧血がひどいので「フェロミア」と言う鉄剤を処方されました。
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フェロミア50㎎は効きました!
サプリメントの鉄分だと10㎎のところを5倍です!
鉄分を吸収するにはビタミンと一緒に服用すると言いそうです。
逆にカフェインを摂ると、成分が身体から流れてしまうので妊娠中でもそうでない場合でも、服用後に珈琲や紅茶、緑茶を飲むともったいないです!
ただしデメリットもあり、鉄剤を摂ると便秘になります。
妊娠中はそれでなくても、便秘になると言われるのでフェロミアは諸刃の剣です。
便秘になった場合は産院で相談すると妊婦でも飲める下剤をくれます。
私の通っているところで処方してもらえた薬は「ラキソベロン」という、液体で水に数滴たらして飲むタイプのものでした。
症状にあわせて軽ければ2.3滴、重ければ7~10滴と自分で調整します。
多く入れすぎると、結構な腹痛がくるので気持ち少な目がベストでした。
時間にすると夜に飲んで、翌日朝から昼の間にもよおす感覚なので、翌日出かける用事がない時に飲んでいました。
下剤は服用する時間が大事です!
食事で対策!
フェロミアを飲んだからと言ってすぐに貧血が治まるわけではないので(体は軽くなった気がするんですが)継続的に食事指導がはいります。
貝類・レバー・豆腐・小松菜・ブリ・牛肉を食べてください、と産院の食事指導で言われました。
食事でも鉄分を摂っていかないと、ずっとフェロミアを服用するわけにもいきません。
私の産院では2週間でフェロミアの処方がなくなり、その後はなんとか食事で摂るようにしていました。
食事と合わせて鉄分と妊婦に必要な栄養素も合わせて摂取できるサプリも服用していました。
⇒【ベルタ葉酸サプリ】
産後の処方と貧血の注射
産後は更に貧血になります!
自然分娩でも帝王切開でも、大量の出血をしてその後、悪露も出るので体内からたくさん血が出てしまします。
産後はフェロミアとロキソニンを飲んでいました。
痛さが勝って、貧血とは自覚しにくいのですが採血されては貧血です!と言われていました。
そして毎日子宮収縮と鉄分の注射をされていました。
毎日たくさん針を刺されて、貧血でなければこんな思いしなくてすむのに…!と常々感じていました。
軽い方ならここまでされることはないので日頃から、体質改善をしておくべきだった・・・と悔やまれます。
妊娠前から、上記で紹介したサプリを摂取しておくなどしっかり自分の体の事を知って対策しておくと妊娠、出産、産後が違ったと思います。
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