子育てで一番大事なのは自己肯定感をはぐくむことと言われます。
自己肯定感は自己評価と自尊感情ともいわれるもので「自分は生きてる価値がある」と思えるようにすることです。
実は今の子供はこれが高くないと調査で言われているようです。
日本は特にダメ出しで教育することが原因ではないかと思われています。
海外ではアメリカや中国により全然低いそうです。
異様に謙虚な国民性だというのもあると思いますが・・・。
叱られて育つ事が多く、特に昔はもっとそうだったと思います。
私も若かった頃は自己肯定感が低かったな、と。
褒められることが少なかったせいなのか、性格なのかはわかりませんが自分が子育てをする時はもっと褒めて育てよう!と思っていました。
まずは土台を育てよう!
しつけやルールや勉強を教えるのは、自己肯定感が育ってからがいいそうです。
この土台があってはじめて身に付くもの。
しつけやルールなども根本にあるのは相手を思いやる心です。
自分を大事に思えない子は、相手の事も大事に思えません!
勉強に意欲を持つことも自己肯定感があっての事だと言われています。
自己肯定感が低い子に色々教えようとしても、更に自己肯定感を下げるだけになってしまうそうです。
どのように育てたらいいのか
基礎作りの期間は0から3歳と言われています。
3歳までにしつけをしないといけない!とか3歳までに頭を鍛えないと!というのはちょっと焦りすぎではないかと。
3歳までにしっかりしておくことは、自己肯定感を育てる事!
その方が将来、幸せに人生を歩めると思われます。
3歳までがとっても重要で、では何をすればいいのか。
まずは抱っこだったりスキンシップです。
昔は抱き癖をつけてはいけない。と言われていましたが今は違います。
思う存分抱っこしましょう!
子供もすごくうれしいですし、気持ちがいいです。
同時に自分が大事にされていると感じる事が出来ます。
ちなみに息子は私の抱っこ、さほど好きじゃないようです。
パパ抱っこが一番なようです。
新生児から1歳半までずっと抱っこしていたので、飽きられたのかもしれません・・・。
抱っこできるのも、せいぜい4、5歳までです。
抱きしめられる間に、しっかり抱っこしたいです!
0から1歳半はしっかりお世話をすること
ミルクをあげたり、おむつを替えたり、風邪をひかないようにしたりと日常的にお世話をすることです。
それによって、子供は助けを求めたら、ちゃんと助けてもらえると信頼感が育ちます。
1歳半をすぎると、自分の感情や自己が芽生えてきます。
まだイライラや怒りを言葉で表現できないので、寄声をあげたり物を投げたりするようになります。
これのピークが魔の二歳児です!!
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言葉の発達とともに次第に落ち着くそうですが、これによって自分の感情を表現してもちゃんと尊重される。
という事を覚えて自己肯定感を育てることになるそうです。
もっともよい言葉は「ありがとう」だそうです。とある精神科医の先生がおっしゃっていました。
しかし悪さばかりのこの時期に、どのタイミングで使えばいいのかわかりません。
私はもう生きてるだけでありがとうと言ってます。
いうタイミングがないので(笑)
とにかく受け入れる事
子供がルールを守れるいい子でも、いい子でなくても、勉強ができなくても自分は受け入れてもらえてる。家にいていいんだ。自分は人として価値がある。と思える事がなにより大事です。
もちろん、ダメな事はダメと教えなくてはいけませんが、注意した後でも家にいられて、ご飯が出てきて、お風呂に入れる。
いつのも日常に戻ることが出来る。
そう子供が思えるように。
これの繰り返しで、自己肯定感が育ちます。
約束を守らなかったり、叱られるようなことをしたからと言ってご飯を抜いたり、虐待的な家庭で育つと家にいてもプレッシャーを感じてしまいます。
そうするとありのままの自分でいていいんだ、という自己肯定感が揺らいでしまい成長と共に非行に走るケースが出て来ることもあります。
自分の心を守ってもらえなかった!そういう感情を、大人社会にぶつけてきます。
全員が全員、非行に走るわけではないですが何かしらの歪みは出て来るのではないかな・・・と思います。
子供の心は甘えと反抗の繰り返し
全体を通してこのように考えておけば、親も少し気が楽かもしれません。
自立したいけど、甘えたい!
依存して安心したいけど、不自由を感じる。
自立したいけど、不安、だけど自由。
私は高校生くらいまで、こんな感じだったように思います。
大変なあまったれだったので、子供の甘えや反抗はわからなくありません。
叱られても元の生活に戻れるとわかっていたからこそです。
どれだけ叱られてもご飯は出てきて、親はいつも通りの生活をさせてくれました。
親になって、初めてわかることが多く感謝の気持ちいっぱいです。
今度は自分が子供がどうであれ受け入れて、育ててあげたいと思っています。
出来れば、褒めて育てたい!
出来るかどうかは全くわかりませんが・・・
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