算数の問題集を開き、先に取り組む問題を親子で選ぶ学習机のイメージ

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早稲アカ小5算数の宿題はどこまで?演習問題集のSA・SB・SS別範囲

早稲アカ小5の算数は、演習問題集を最初から最後まで、全員同じように進めるわけではありません。SA・SB・SSで、宿題として取り組む範囲が違います。

2026年度の公式小5シラバスには、SBはどの欄の左ページ・右ページから出すのかまで載っています。まずは所属クラスの範囲と、今週先生から出された指示を照らし合わせてみましょう。

SA・SB・SS別の宿題範囲

以下は2026年度小5シラバスの算数に載っている基準です。その週に問題番号や追加課題が指定されている場合は、それも合わせて確認します。

クラス 公式シラバスに記載された範囲
SA 反復問題(基本)とトレーニング
SB 反復問題(基本)の右ページ/反復問題(練習)の左ページ/トレーニングの右ページ/実戦演習の左ページ
SS 反復問題(練習)と実戦演習

実戦演習はSS専用、という分け方ではありません。SBにも左ページが含まれます。逆に、SSだから冊子の全欄を毎回終わらせる、という基準でもありません。

とくにSBは、欄名だけ見て反復問題を全部、と受け取ると、取り組む量が変わってしまいます。左右ページまで確認したいところです。

早稲田アカデミー「2026年度 小5シラバス」4ページ・算数の学習

反復問題・トレーニング・実戦演習は、何が違う?

予習シリーズ本冊の基本問題・練習問題と、演習問題集の欄名は分けて見ます。四谷大塚の公式紙面見本では、通常回の役割を次のように説明しています。公開見本は5年上なので、下巻の個別の問題番号をこの見本から当てはめることはしません。

演習問題集の欄名 確認する内容
反復問題(基本) 予習シリーズ本冊の基本問題に対応する演習
反復問題(練習) 予習シリーズ本冊の練習問題に対応する演習
トレーニング その回の基本的なテーマを繰り返して確かめる
実戦演習 本冊の練習問題の水準から、それ以上の問題に取り組む

冊子ではトレーニングが後ろにあっても、難しい問題を終えた後にしか使えない欄ではありません。基本的なテーマで手が止まっているなら、戻り先として確認できます。

また、最難関問題集は別冊です。演習問題集の実戦演習と、最難関問題集の問題を一つの宿題として混ぜないようにします。

四谷大塚公式「予習シリーズ 演習問題集 算数 5年上」紙面見本・構成説明

どこから手をつけるかは、クラスの範囲とつまずいた場所で決める

まずは今週指定された問題に印を付けます。先生から優先順の指示があれば、それに沿って進めます。以下は、指示された範囲の中でも手が止まるときに、家庭で進め方を整理するための提案です。公式シラバスが細かな順番まで指定したものではありません。

迷うママ迷うママ
SSの宿題だから、分からなくても実戦演習を続けるしかない?
先輩ママ先輩ママ
どの問題で、どこまで考えられたかを見てみよう。先に戻って確かめたい例題が分かれば、先生にもそこを聞けるよ。

SA:基本とトレーニングで、解き始められない箇所を確かめる

対象は、今週指定された反復問題(基本)とトレーニングです。反復問題(基本)で最初の図や式が出てこないなら、反復問題(練習)へ進むより、まずその考え方を確かめます。

戻る先は、同じ回の予習シリーズ本冊にある、その問題と同じ考え方を扱った例題です。問題文のどの数量を図にしたか、何を求めるための式かを、授業ノートと見比べます。トレーニングに同じテーマの問題があれば、そこでも図や式を自分で書けるか試します。

例題を読んだだけで終えず、解説を閉じて、止まった宿題をもう一度解きます。最初の図や式から答えまで自分で進められたら、次の指定問題へ。最初の式からまた止まるなら、その問題と例題を先生に見せ、どの考え方が抜けているかを聞きます。

SB:指定の左右ページを確認し、式が出ないのか計算違いかを分ける

反復問題(基本)は右、反復問題(練習)は左、トレーニングは右、実戦演習は左。まず上の公式基準と今週の指定を照合します。指定された基本・トレーニング側に解けない問題が残っていれば、その箇所を確かめてから、同じ考え方を使う練習・実戦演習側へ進む、という組み立てができます。

たとえば、反復問題(練習)の左ページで式が立てられないなら、本冊の対応する練習問題と授業ノートを見て、何を図に置き、どこから式にしたかを確認します。そこで使う基本的な考え方自体が分からなければ、その考え方を扱った本冊の例題や反復問題(基本)へ戻ります。基本側を全問追加するのではなく、止まった考え方に絞ります。

反対に、式の立て方は合っていて、途中の分数計算で間違えたなら、まず自分の途中式から計算し直します。解法を最初から覚え直す場合とは分けて扱います。どちらも最後は、元の指定問題を解説なしで解き直し、どの数量を求める式かも説明できるか確かめます。

SS:練習・実戦演習で止まった部分だけ戻り、元の問題で確かめる

今週指定された反復問題(練習)と実戦演習を対象にします。難しい問題で止まったからといって、反復問題(基本)を最初から全問追加するわけではありません。解けたところの続きに、何が書けなかったかを残します。

たとえば比を使う問題で、図の中のどの長さ・数量を比べるか分からないなら、同じ内容を扱った本冊の例題へ。比べる数量は分かるのに、その先の条件をどうつなぐかで止まったなら、本冊の対応する練習問題や授業で扱った問題の途中の進め方を見直します。比の意味を確かめたいのか、条件の使い方を確かめたいのかで、戻る場所を分けます。

見直した後は元の指定問題へ戻り、止まった一手を含めて、自分で最後まで解き直します。解説の式を写せても、なぜその式になるか言えないなら、そこが次に聞きたい箇所です。どの例題と対応するか見つからない場合も、問題番号と途中のノートを先生に見せて確認します。

どのクラスでも、戻った教材を何ページ終えたかより、元の宿題の止まった箇所を自分で進められるかを確かめます。解き直しても同じところで止まるなら、その問題を相談用に残し、ほかに自力で進められる指定問題を先に進めます。残す問題を一方的に宿題から外すのではなく、先生に優先順位を相談するための整理です。

週110分は演習問題集の目安。解き直しと計算は別にある

2026年度の公式シラバスでは、演習問題集は各クラスとも週110分が目安です。そのほかに授業・テストの復習が30分を2日、シリーズ計算が10分を7日で、算数の家庭学習は合計240分程度とされています。

演習問題集が終われば算数は全部終わり、ではなく、解き直しと計算も別にあるという見方です。反対に、110分で冊子の全欄を終えるという意味でもありません。前の表にあるクラスごとの範囲と合わせて見ます。

実際に大きく時間がかかるなら、演習問題集に何分、授業の直しに何分かかったかを分けて残しておきましょう。どこで時間を使っているかが分かれば、先生にも調整したい箇所を具体的に伝えられます。

早稲田アカデミー「2026年度 小5シラバス」4ページ・1週間の目安時間

総合回は通常回と分けて考える

四谷大塚の公式見本では、総合回はステップ①・②・③に分かれる構成と説明されています。通常回の反復問題・トレーニング・実戦演習と、欄の並びが違います。

通常回で基本的な内容が残っているなら、総合回でもまずその内容を確かめたいところです。ステップ①で解けなかった問題から、前の回の例題や解き直した問題へ戻れば、どの回を見直すか絞れます。

SAは①だけ、SSは③まで、と今回のクラス別表から機械的に置き換えることはできません。総合回に出された範囲は、その回の指示で確認します。

宿題が残るときは、欄名と問題番号をそろえて相談する

相談するときは、演習問題集が終わりません、だけでなく、巻・回・欄名・問題番号までそろえると、何を残しているか伝わります。たとえば、算数5年下の何回、反復問題(練習)の左ページまでは終わったけれど、実戦演習の指定問題で手が止まる、という伝え方です。

そこに、何分くらい取り組んだか、解説を読むと分かるか、一人でもう一度解けるかを添えます。先生に決めてもらいたいのは、次の授業までに優先する問題と、その前に戻る例題です。教材を開いたまま聞けると、認識のずれを減らせます。

早稲アカ公式Q&Aでも、宿題量は子どもの状況に応じて担当講師が調整すると案内しています。公式のクラス別基準が分かることと、今週の指定問題が分かることは別なので、手帳・連絡・教材への指示も確認しておきましょう。

早稲田アカデミー公式「中学受験お悩みQ&A」宿題について

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